新しい楽しみ方を新提案!? なりたい表情から日本酒を選べる“日本酒表情図鑑” を制作しました。
日本酒好きな方も、初心者の方も、海外の方にも、日本酒をもっと自由に楽しんで欲しい。そんな思いから日本酒表情図鑑は生まれました。
難しいことは考えず、日本酒を飲んだ時にどんな表情や気分になりたい?をイメージしながら気になるものを選んでみて下さい。日本酒ツウなあなたも、今までで味わったことがないような日本酒との出会いがあるかもしれません。
日本酒表情図鑑の制作にあたり、お客様にインタビューを実施。リアルな感想を基に15銘柄分の味わいや特徴を言語化し、表情で直感的に伝わる表現に落とし込みました。画像生成AIに読み込ませた表情のモチーフには、福井酒造の社員や常連のお客様の写真を使用したのがこだわり。
なりたい気分に、なれた…?
今夏、開催された“和酒フェスin目黒2024」の試飲イベントでは、「日本酒表情図鑑」を導入し、実際にお客様に日本酒表情図鑑を活用した日本酒選びを体験して頂きました。
「なりたい表情から日本酒を選んでみませんか?」とお声掛けすると、「なにこれ、面白い!」と興味を持って前のめりに選んで頂いたり、「普段辛口は選ばないけど、飲んでみたら美味しかった!」と感想を伝えて頂いたり、人と日本酒の新しい出会いが生まれました。
米の旨味の「贅沢ぅ」な味わいが自慢の「杜氏の野望」を飲んで頂いたお客様。
「あ、分かる、これはこんな気分になる。」と、飲んだ後の「贅沢ぅ」な表情を頂きました。
気になる商品はこちらからご購入頂けます。
https://semigura.jp/cicada/
https://www.fukui-syuzo.co.jp/product
「日本酒表情図鑑」について
普段、日本酒を飲まない大学生の息子が「日本酒って、こんなに美味しかったんだ」と言った時の表情が忘れられません。海外の試飲会では、日本酒を一口飲んだ瞬間に「amazing!」と驚いてくれた、オーナーの顔を今でも鮮明に覚えています。そんな瞬間を目にする度に、日本酒はもっと沢山の人に楽しんで、愛してもらえるお酒なのだと、可能性に気付かされます。
日本の伝統文化である日本酒造りを初めて110余年、それでも毎年一年生の気持ちで仕込みます。それは日本酒が複雑でかつ繊細なお酒だから。ちょっとした温度の変化、湿度、そしてその年年のお米の出来栄えにより微妙に変化するからたまらなく面白い。
そんな日本酒の魅力を、これからお酒を知ろうとする若者や、まだ日本酒に親しみのない海外の方に、もっと知って欲しい。難しいことは語らずに、誰にでも伝わる一番分かり易い共通言語「表情」をフックに、人と日本酒の新しい出会い方を酒蔵なりに考えてみました。
枠にはまらない新しい挑戦で、新しい日本酒文化を福井酒造から発信していきます。
福井酒造株式会社5代目社長 福井 知裕